横浜市の行政書士の相続相談、兄弟間相続トラブル防止、行政書士遠藤事務所

兄弟間の相続トラブルは、家族間の関係性を揺るがす重大な問題です。遺産相続においては、遺言書の有無や相続分配など、さまざまな要素がトラブルの原因となります。行政書士の力を借りて、トラブルを事前に防止することが大事です。

事例1：A男さん配偶者B子さん子供はおりません、Aさんに弟C男さんがおります。A男さんが亡くなりました。法定ですと1/4がC男さんのものとなります。A男さんはB子さんに全て相続させようと思っていました。この場合遺言書を書いておきましょう。兄弟には遺留分がありませんので全て配偶者B子さんが相続することになります。

事例2：A男さん配偶者B子さん子供はおりません、Aさんに弟C男さん、B子さんには妹D子さんがおります。A男さん夫婦はA男さんC男さんの父が建てた家をA男さんが相続し住んでおりました。A男さんが亡くなり家はB子さんが相続しました。この後程なくしてB子さんが亡くなり家はD子さんが相続人となりました。C男さんは実父の建てた家が他人に渡るなどという事態に大いに不満です。遺言書やA男さんの相続手続においてC男さんに何らかの配慮をすべきであったと思われます。